「負けるが勝ち」という言葉があります。今回は、この「負けるが勝ち」という考え方に関するご質問を頂きました。ご質問内容は以下の通りです。
●質問内容:
最近言った言わない問題が浮上し、関係者との間で喧嘩っぽくなったこともありました。その時「負けるが勝ち理論」でコミュニケーションエラーを改善、お互いが認め合うことができました。「負けるが勝ち」のおかげで、謙虚、認める、受け入れる、一歩引く客観的に見ることへの意識が高まりました。この「負けるが勝ち」という考え方は、霊的真理においては正しいでしょうか?
ということで今回は、こちらの質問に対する回答をお伝えしたいと思います。
■「負けるが勝ち」は霊的には正しいのか?
まずは、「負けるが勝ち」の意味を調べてみましょう。負けるが勝ちとは・・・相手に勝利を譲る動機に注目すると最終的には、自分の利益になることが目的となっています。つまり、動機は「利己愛」からきています。では、どんな利己愛なのか?ですが、この場合の利己愛は
「見返りを求める」
になると思います。
勝利を譲る変わりにその見返りとして最終的には自分が利益を得たいということになります。ですので、結論としては「負けるが勝ち」という考え方は、霊的には良くない考え方ということになります。
表面的にはこの考え方で人間関係がうまくいっているように見えるかも知れませんが本質的な問題解決にはならないと思います。根本からこの問題を解決するためには、どのように考えれば良いのか?ですが、何か人間関係で問題が発生した場合
「自分に原因がある」
と考えます。
ほとんどの人は、自分は悪くない、相手に問題があると考えがちですが実はそうではありません。詳細は割愛しますが「大霊の法則」の中に
「自分原因の法則」
があります。ですので、ネガティブな出来事は、すべて自分が過去に因子を作っていると考える方がいいということです。今回は、言った言わないの言い争いが問題になっているわけですが、考えられる因子としては・・・
「他人に対するネガティブ思考」
だと思います。もし仮に因子が他人に対するネガティブ思考だとしたら、セッションで調整しない限りこのような問題を何度も繰り返すことになると思います。
根本から問題を解決したい場合は、セッションを受けて頂く方がいいと思います。まずは、お試しコースがお勧めです。
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